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「TOKYO強靭化プロジェクト
upgradeⅠ」について

1 背景

  • 令和4年12月、「100年先も安心」な東京を目指し、「TOKYO強靭化プロジェクト」を立上げ。5つの危機に対し、2040年代に目指す姿や方向性を提示

  • その道筋を確かなものとするため、気候変動の影響なども踏まえ、ハード・ソフトの両面から施策を強化し、令和5年12月にプロジェクトをアップグレード

2 全体のポイント

世界各地で風水害や地震が頻発する中、「100年先も安心」を目指し、リーディング事業を強化・拡充するなど5つの危機への備えをレベルアップ

深刻度を増す気候変動を踏まえ豪雨対策を一層強化するとともに、多くの都民が暮らすマンション防災、災害時の電源確保やグリーンインフラなど、強靭かつ、サステナブルな都市を目指し取組を加速

プロジェクトに掲げる、2040年代の到達点(政策目標)の確実な達成に向け、新たに中間目標を設定し、取組を加速

3 危機毎の主なポイント

風水害

気候変動を見据えた豪雨対策の更なる推進

  • 豪雨対策の目標降雨を時間10mm引き上げ

  • 地下河川等の事業化に向けた取組に着手

  • グリーンインフラを活用した雨水流出抑制促進

  • 高台まちづくり(高規格堤防整備)に新たな仕組みを導入するなど、2030年頃には3河川で高台事業化

地震

都民等と連携した地震への備えを強化

  • 移転先の確保に向けた支援等、複合的な取組による特定整備路線の整備推進

  • 木造住宅の耐震化、建築物の液状化対策支援強化

  • 防災資器材確保訓練への支援、マンション管理士の派遣等マンション防災の充実・強化

火山噴火

富士山噴火に備え、着手可能な取組から推進

  • 道路啓開体制の構築に向け、除灰手順の考え方や資機材等確保の方向性など、検討を深化

  • 降灰時における警察・消防活動の確保に向けた資器材等の充実強化

  • 大量の降灰に対する都内における仮置場選定の考え方を整理。今後、区市町村等と連携して候補地選定

電力・通信等の途絶

『災害時にも機能する再エネ電源や通信の確保

  • 太陽光発電等再エネ設備の導入促進次世代型技術の活用グリーン水素の需要拡大・供給体制構築など実装の加速化

  • 都内全ての避難所へのOpenRoaming※対応Wi-Fiの整備衛星通信など、「つながる東京」の展開
    ※ OpenRoaming:一度のアカウント登録により、暗号化された安全な Wi-Fi を利用できる世界共通の認証基盤

感染症にも強いまちづくり

新たな感染症の流行を見据え、取組を深度化

  • 西新宿の空間再編KK線再生のイベント等で屋外における都市活動の魅力を早期に発信

  • 舟運の実装支援等により交通手段を多様化し、感染リスク低減にも寄与

  • 既存ビルのリノベーション先行地区で促進するなど、徒歩圏内における働く環境を充実

upgradeⅠ(本編)NEW

全192ページ

2040年代に向けた政策目標の達成に向けた道筋を確かなものとするため、ハードソフトの両面から施策を強化し、アップグレードを行いました。

upgradeⅠ(概要版)NEW

全36ページ

TOKYO強靭化プロジェクト upgradⅠの概要版です。

アップグレードのポイントNEW

全3ページ

TOKYO強靭化プロジェクト upgradeⅠのポイントをまとめた資料です。

PR動画

東京に迫る危機やプロジェクトの取組を、CGも活用して分かりやすくまとめた動画です。

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